どうも小生です
読書日記
以前話題になっていて読みたかった作品
図書館でやっと借りられました
待ちきれなくて続編の「祝祭と予感」から読んじゃいましたよ…
やはり続編から読むとよくわからないです
音楽コンクールの予選から本選まで書かれた作品
Wikipediaにありますが書き始めるまでに準備で5年かかったそうです
それも納得です
著者がクラシック音楽に精通しているのかどうか知りませんが音楽の表現がすごい
ショパンとかバッハとか聞いてこんな風に思うんだ!って新鮮な驚きがあります
出てくる人物もひとりひとり個性があって魅力的
ボリュームがありますがあっという間に読めてしまいます
小生はクラシック音楽とは無縁の人生を歩んできたので全てが新鮮でした
コンクールとかクラシックとか上品で華やかな世界のようにみえますが当事者は文字通り人生をかけて奏でているのです
その過程が泥臭くてそのギャップがいいですね
作品の中で「才能」について書かれています
才能とは「続けられる」ことで、ある種の鈍感さ、しぶとさを持った人が才能のある人だと
何かを続けれることってすごいことです
世の中これだけ娯楽が増えていて時間を潰そうと思ったら楽で手軽に潰せてしまうんですもん
YoutubeとかSNSがこれだけ浸透して多くの人の人生が豊かになった…その反面、そういう弊害もあるのかもしれない
何か一つのことに夢中になれるってそれが才能なのかもしれません
小生も自分が夢中になれることを増やしたいなあ、と思いました
とりあえずクラシック音楽を聴いてみます