どうも小生です
カノジョとまったり過ごしていました
今日見た作品はこちら
図書館で借りてきたのでタダで休日を楽しめます
いやーまた得しちゃったなあ
ゼロ戦設計者「堀越二郎」の半生と堀辰雄の小説のミックスさせたようです
なので実在の堀越二郎は菜穂子と出会っていないということ
その辺は紛らわしいが…まあ物語なのでおもしろく見れたら良し
二郎の飛行機への情熱がすさまじい
菜穂子と結婚してせっかく二人で住んでいるのに二郎は飛行機のことばかり…
菜穂子がせっかく手をつなぎたがっているのに片手でしかつながずしかも残りの手は飛行機の設計図を書いているという…二郎も病気なのか?…
両手で手を握ってやりなさい!
カプローニ伯爵が「10年」という言葉をつかっていたが情熱というか命をかけて何かをなそうとしたとき「10年」という時間がある意味タイムリミットなのかもしれません
そう考えるととても考え深い
二郎の黄金の「10年」の間に菜穂子と出会ってしまい飛行機設計と菜穂子の両立に奔走しなくてはならなくなった
いや菜穂子がいたから飛行機が完成したのだろうか…むう奥深い
自分のためにはあまりがんばれないけど他人のためにはがんばれるって言いますからね
そういう効果もあったのかも
「風立ちぬ、いざ生きめやも」
風が立った、生きることを試みなければならない
この台詞は実に心に響く
ラストシーンでも菜穂子が「生きて」と言っているように生きることを強く肯定するような作品だったように思う
結果として二郎が設計した飛行機はたくさんの人の命を奪った…と思うとこの作品の1番の皮肉のように感じられる
まあ小生もあしたから生きようと試みましょうかね、うん