小生日記

底辺サラリーマンの日々を綴ります

「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」

どうも小生です

 

休日読書日記

 

「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」

リリーフランキー

東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン (新潮文庫) | リリー・フランキー |本 | 通販 | Amazon

 

2006年本屋大賞受賞作

今まで幾度となく読もうと思っていたがなかなか読む機会がなかった

図書館で本屋大賞受賞作を集めたコーナーを目にし一念発起して読む運びとなった

 

著者の幼少期から主に家族の関係性を丁寧に回想していく私小説みたいな感じ

まさか私小説だと思わなかった…まぁ全てが全て事実だと思わないが大部分が事実に基づいているような気がする

そんな風に感じさせるリアリティを常に感じました

 

リリーフランキー氏について恥ずかしながら全く知らなかった

Wikipediaを見てみると作家としてだけでなく俳優や文筆家、画家として活躍するマルチタレントとある

すごい人だったのだ…俳優で出た作品も有名なものばかり

一時期小生の中で話題だった「おでんくん」もこのお方が書いていたのね…ごめんなさいね知らなくて

己の無知を恥じるばかりです

 

親って大事にしないといかんって改めて思いました

小生は親に美味しいものを食べさせたり旅行に連れて行ってやったりとか全くしていないので身につまされます…不甲斐ないね…

まぁそれだけが全てではないでしょうが…いろんなカタチがあって良いよね…

あと作中に出てくる博多弁?がなんか良いですね

方言って気持ちが直で伝わる気がする

この小説のエモさはこの方言が核になっているような気がする

 

みなさんも親孝行してください